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ユニクロ栄えて国滅ぶ!?~ゲゼル理論と減価通貨~ 1
2010/10/07(Thu)
ユニクロ栄えて国滅ぶ!?~ゲゼル理論と減価通貨~ 1

先日、国内初のユニクロのワールド旗艦店である「ユニクロ心斎橋店」を妻と覗いてきました。

さすがに世界旗艦店との位置つけにふさわしいと言いますか、同社の気合を感じます。
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驚くべき高品質と低価格の両立を実現した同社は破竹の勢いで成長し、いまや世界ブランドへ・・・・


表の丁寧な縫製の裏で、緻密に計算された素材使いで”服の寿命”を設定し、企業としての利益の最大化を考えた商品構成・デザイン・・・・

どれをとっても、国内メーカー随一なのは周知の通り。。。

「高品質=ジャパンテクノロジー」の急先鋒いっても過言ではありません。

ただ、国内メーカーのジリ貧を尻目にユニクロの代飛躍を支えたのは、

何と言っても中国などの新興国の極めて安い労働力なのは間違いありません。

“国内製造業の空洞化”、“消費デフレの象徴”としての顔もまたユニクロを語る上でははずせません。


昨年の『文藝春秋』10月号に「誰でもわかる経済教室①」として、

浜矩子氏の「ユニクロ栄えて国滅ぶ~安売り競争は社会を滅ぼす恐るべき罠だ」という論文が掲載されています。
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もちろん、ユニクロという企業が日本を滅ぼすという理論ではありません。

メタファーとしてユニクロが使われています。

もはや、日本の象徴的な流れとなったデフレスパイラル・・・・

つまり、

安売り合戦→企業利益の縮小→コストカットの実施→リストラと賃下げ→消費の鈍化→さらなる安売り合戦

というデフレ悪循環から価格メカニズムが機能不全を起こし、

市場経済が崩壊する・・・・・そういう事態に陥ることへの警鐘を鳴らします。

浜氏の指摘はごもっともで、衣類にかぎらず外食やサービスなどすべてにおいて総デフレの日本・・・・。

経済がじわりじわりと着実に縮小しています。

先日も、デフレ脱却までとの時限措置!?として日銀が実質ゼロ金利を復活させましたが、効果はどうだか??

なんといっても国内の実儒マーケットに還流するオカネが少ないのが一番ワルイ。。。

大企業にしこたま溜め込まれた200兆円もの莫大な“内部留保”や1000兆円もの個人貯蓄は使われることがありません。

つまり、実体経済であるリアル市場を循環しない・・・。

オカネが川上でジャブジャブ溢れていても何にも意味がなく、川下の庶民が使える生きたオカネがなければ、

デフレなんか永久に脱却できないと私は考えます。

(まあ、国家破産でもして悪性のハイパーインフレにでもなれば別ですが・・・・(><))

カネは天下の回り物といいますが、まさにそれ・・・・還流しないオカネには意味がない。

ならば、貯蓄機能をなくした消費期限付きの減価通貨を発行してばら撒くほうがよほど劇的な効果を挙げるのではないでしょうか?

通貨の貯蓄機能こそが、本来ただの物々交換媒体にすぎないオカネの循環機能を妨げているという説はかつて、

経済学の巨人ケインズに「後世の経済学者は、マルクスよりもゲゼルからより多くを学ぶであろう」と言わしめたドイツの経済学者シルビオ・ゲゼル(Silvio Gesell、1862~1930)によって提唱されました。
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2へつづく・・・・


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