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祈りの幕が下りる時
2018/02/10(Sat)
東京都葛飾区小菅のアパートで女性の絞殺死体が発見される。
被害者は滋賀県在住の押谷道子。
殺害現場となったアパートの住人・越川睦夫も行方不明になっていた。
やがて捜査線上に浮かびあがる美しき舞台演出家・浅居博美(松嶋菜々子)。
しかし彼女には確かなアリバイがあり、捜査は進展しない。
松宮脩平(溝端淳平)は捜査を進めるうちに、
現場の遺留品に日本橋を囲む12の橋の名が書き込まれていることを発見する。
その事実を知った加賀恭一郎(阿部寛)は激しく動揺する。
それは失踪した加賀の母に繋がっていた――。

加賀恭一郎“最大の謎”がついに明らかに。

http://inorinomaku-movie.jp/about/
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昨日映画館で観てきましたよ。
いやぁ~感動した。
「親子の愛」がテーマなんですが、緻密に丁寧に作りこまれていて、
往年の日本映画全盛期を髣髴させる骨太な作品になってますね。
主役の阿部寛、松嶋菜々子はもちろん、脇を固めるキャストも適材適役でよかった。
名作「砂の器」へのオマージュを随所に感じさせる演出が作品テーマにこれまたぴったりはまっていて、
観劇後に重厚な余韻を残します。
劇中に登場する日本の美しい風景も一見の価値ありですね。
夕映えに染まる美しい琵琶湖、宮城県の静かな港町・・・荘厳な音楽とのシンクロがいいね。
途中の親子逃避行の場面は「砂の器」そのものですw
前半は事件の人間関係が複雑で、見ている方は追いかけるのに必死になりますが、
この複雑な人間関係の背景には、壮絶な不幸を乗り越えようともがき続けてきた家族の絆があったのです。
ひとつの嘘や罪を隠すためにさらに重ねられる嘘と罪・・・原作者の傑作「白夜行」とも重なりますが、
これは人間のもつ普遍の業がテーマゆえなのかもしれない。
自分よりも大切な存在を守り抜くと覚悟した人間は、ときとして一匹の獣にすらなるという・・・。
まあ、ここでネタバレしても仕方ないので、是非劇場へ・・・見て損はなしの傑作です。


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